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俳優オタクで舞台オタク

2022年 Next to Normal感想ノート(3, キャスト別感想)



2022年のNext to Normal、コロナ禍ということもありWキャストでシャッフルではなく、チーム制という形態での公演となりました。
シアタークリエでの公演では、同じ役のキャストが同じ楽屋にならないようにするなどの工夫もされていたそうで、この「万が一」に備えたチーム制はこのご時世にぴったりの対策だったと思います。
もちろんそのような「対策」という一面もあったかと思いますが、何より今回はこのチーム制のおかげで、2022年のNext to Normal が2種類生まれた、というようにも思いました。普段からWキャストやトリプルキャストを見ているからこそ、キャストが違えば感じ方が変わることは理解していましたが、今回の2チームは、まったく別ものといってもよかったと思うくらいでした。

というわけで、先日投稿していた1幕・2幕の各曲感想に続いて、今回は2チームのキャスト別感想です。

 

各曲感想はこちら・・・

mariasashowmustgoon.hatenablog.com

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どうしてもNチーム(望海チーム)のほうを多く観劇しており、思い入れも強いため、そっちに重点が置かれてしまいがちです。(特に甲斐ゲイブ)
Aチーム(安蘭チーム)は大千秋楽の1回のみの観劇でしたので、いろいろと感じ取れきれなかった部分、記憶違いもあるかと思います。ご了承ください。

また、前回に引き続き、ネタバレを含む感想となりますのでご注意ください。
まだ見ぬ再演を待っている方は、特にブラウザバック推奨です!

(以下敬称略)

 

 

 

ダイアナ

Aチーム:安蘭けい

ダンと結婚する前は絶対大学でもマドンナだったんだろうな・・・という印象のダイアナ。岡田ダンはものすごい競争率を勝ち抜いて彼女を射止めたのではないかな、と思いました。笑
女性的な魅力とキュートさ、セクシーさを併せ持っていて、特にMy Psychopharmacologist and Iでのドクターと指を合わせるところとか、催眠にかからない、という話をしているときの少女っぽさ、ちょっとずるいくらい可愛いんですよね。
歌もとても美しくて耳に入りやすいというか、ヒロインみがあるというか。家族の存在もありながら、「一人の女性」感が強いような印象でした。一方ナタリーと対峙するMay beやダンと対峙するSo Anywayでは、憑き物が落ちたように母であり妻であるように見えたように思いました。対ゲイブとの関係性は「理想の息子」との関係性でありつつ、海宝ゲイブが化け物みたいに見えるI’m Aliveなんかでは操られているようにも見えました。

 

Nチーム:望海風斗

「聡明で大胆な妻」という印象が前にでるようなダイアナだと思っています。大学時代はとても真剣に建築の勉強をしていて、将来的には独立!くらいの夢を持っていたのではないかなと。根を詰めて勉強をしている中、とっても優しい渡辺ダンと出会った、というイメージです。
どちらかというといたずらっ子のような表情を見せることが多い望海ダイアナ、甲斐ゲイブとのシンクロ率が高いように思います。なんでも望海さんは心の中に少年を飼っているらしい*1ので…笑 甲斐翔真くんも自分自身で「ふざけたやつなんです」*2と言うくらい、いたずらっ子な一面がある人なので、そう言った要素がI Miss the Mountains 後のやり取り(「勇気があるね、捨てるべきだよ」とか)やDidn't I See This Movie?での共犯者っぽい雰囲気が生きてくるのかなと思います。一方で甲斐ゲイブがめちゃくちゃヒーロー恋人プリンスムーブをかましてくるので、二人の関係性が恋人みが強く見えることもありました。ゲイブは望海ダイアナにとって鏡写しであり理想の投影をしている、という印象でした。
渡辺ダンとの美男美女カップルぶり(カテコの夫婦漫才感も含め)が最高に好きなんですが、もしダイアナが双極性障害を患ってなかったとしても、ダンのこと尻に敷いてるつよつよママだったと思います。
I Am the Oneでダンとゲイブが入れ替わって混乱しているようなシーンの表情が最高によくて、大好きでした。そしてさすがの歌唱力!!芯のある歌声が素晴らしかったです。やっぱりそれまで男役さんのイメージがあったので、こんな音域まで・・・!みたいな気持ちになったりしました。
あともうこれは私の好みでしかないのですが、私「fff ~歓喜に歌え!~」を劇場で見てから、混乱してぐちゃぐちゃになる望海さん大好きになっちゃったみたいで、初日、fffぶりに取り乱して爆発している望海さんを見て大興奮してました。やっぱぐちゃぐちゃになる役めっちゃ似合う!!!(一応「ひかりふる路」と「ファントム」を映像で履修しています)
そして毎回繰り広げられるNチーム恒例カーテンコール挨拶!ゆるふわカテコは本当に毎回癒しでした。望海さんのキャラクターのおかげでしょう。そしてツッコミ気質の大ちゃんとの相性もあるのでしょう。ありがたかった・・・・楽しかった・・・2幕の思い出がカテコに持っていかれた日もあったな。

 

ゲイブ

Aチーム:海宝直人

徹頭徹尾、理想の息子。だけどふいに人外になる、そして化け物にもなりえる、そんなゲイブでした。I’m Aliveはさすがの貫禄、ダイアナを2階からまるで操るように動くのが印象的で、ラストロングトーンで音上がるのにはびっくりしました!あと、甲斐ゲイブも胸板…と思っていましたが、海宝ゲイブの胸筋、とんでもなかったですね。ゲイブは胸が大きくないといけないのか・・・?(語弊しかない)
I Am the Oneで頬を触っていたのは衝撃でした。(甲斐ゲイブが両手をとって目を合わせる感じだったので)両ゲイブの違いという意味では、白タキシードでの登場は蝶ネクタイを直すしぐさでしたね。甲斐ゲイブはそこでジャケットのボタンをしめます。背中に手を添えるのも甲斐ゲイブだけでした。そういった点でやっぱり海宝ゲイブはプロムにいく前にママと踊る息子、みたいな印象でした。
ダイアナに対して強い影響を与える存在でありつつ、2幕でのダイアナの反応に対しては悲しみの表現が多いなと思いました。特にラストのSo Anywayではダイアナを見ながら泣いていて、ダイアナが出ていくときに顔で追っていて、母への未練をひしひしと感じました。

 

Nチーム:甲斐翔真

推しです。
登場時は、ママのことは好きだけど、過干渉されることがいやな生意気な息子で、ぱっと見スクールカースト上位の、あの両親にしてこの子あり!というかんじのハンサムさとカリスマ性を持ち合わせた男の子、という印象です。私何度か甲斐翔真くんのことを「ザック・エフロン*3みがある」と表現したことがあるのですが、序盤の甲斐ゲイブはそのイメージがすごく強かったです。一方He's Not Here後は「彼はヒーロー、恋人、プリンス」と言われるそのままの存在で、ダイアナの心に寄り添う理想の投影を見ているようでした。I Am the Oneで必死そうなダンに対して、余裕そうにダイアナに寄り添ったり、Superboy and the Invisible GirlI’m Aliveでナタリーやダンにものすごい近づいてマウントをとったり、Catch Me I'm Fallingでナタリーが失敗すると口元にいやな笑みがうかんだときもあって、ダイアナ以外のものに対する敵対意識のようなものがあるように思える節もありますが、ダイアナだけは味方、だから優しくするし大事にする、みたいに動くゲイブでした。I Dreamed A Danceはもうもはや貴族。と思いきやThere's a Worldでは優しい死に誘う死神みたいになる。甲斐ゲイブ、この作品だけで私たちにいろんな役を見せてくれている・・・それはもちろん役柄的にもそうなのですが、この役がもつ意味として、異質な存在感や、その場面には、実際には似つかわしくない存在感だとか、終始そいういうものを纏っていたように思いました。なんというか、ずっと5cmくらい浮いているというか、別の次元のフィルターがかかっているというか、そういう印象です。(身長が高いからとかいうわけじゃないからね!!!)
望海ダイアナと甲斐ゲイブのシンクロ率の話はしましたが、甲斐ゲイブは渡辺ダンとのシンクロ率もすごかったです。各曲感想の時にも書いたのですが、渡辺ダンと甲斐ゲイブのもつ雰囲気というか、何か似ているなと思うことが多々ありました。だからこそI Am the One rep.での二人が全く同じ色の服を着て歌っているのがとても刺さりました。
最後に、やっぱり、芝居も歌もうまくなりましたね、ほんと、甲斐翔真が新しい舞台出るたび毎回言っちゃうんですが、うまくなりました。1か月の公演中でも成長を感じるところがありました。まだミュージカルデビュー3年目なので、まだまだのびるんですかね、恐ろしいです!!!(オタクはめちゃくちゃ楽しい)

 

ダン

Aチーム:岡田浩暉

パンフレットで「今回は共感させません」とおっしゃっていた通り、見たときのいやなイメージは強かったです。しかしそれは優しい渡辺ダンに慣れすぎていたのと、その時のAチーム全体の苛烈さにも所以があったと思います。
ここではあえてこの単語を使いますが、見てからしばらく経った今、一番「普通」の反応をしているのは岡田ダンなのでは?と思います。16年、患った妻を支えて、娘も反抗期で、自分自身もゲイブをなくした傷を背負っていて、それでも家族の形を守るために動こうとしている。(まあダイアナの治療内容についてはちゃんと見ていなかったところもあるので、本当にしっかり支えていたか?と言われると何とも言えませんが・・・)16年、彼もいろいろなものを抱えていたのは確かだと思います。正直彼に共感はできませんが、彼がこうなってしまったことに対して、察するに余りある事情があることは、わかる気がしています。
岡田ダンは歌い方的にも芝居的にも結構とげとげしている部分が多かった(のか、渡辺ダンがあまりに優しかったのかはちょっと微妙です)ように思います。特にびっくりしたのはI’m Alive中での「父親なら嘘でもよくなるって言えないの?」「よくなるよ」の言い方です。渡辺ダンはナタリーに詰め寄られて、なだめるように、語尾に「?」がつくくらい不安な感じでいうのですが、岡田ダンは投げやりに、お前が言えって言うから言ってやったぞ?とでも言うような言い方でした。これは娘に嫌われますわ。世のお父様たちは、これを反面教師にするように。

 

Nチーム:渡辺大

結構前から大ちゃんを見ていたので、大ちゃんがパパ役なんてっ…!うっ…!みたいな気持ちにもなりつつ。笑 本当に優しいパパでしたね。やっていることや言動に対して不信感を覚えることはたくさんありましたが、渡辺ダンのことを嫌いになれなかったです。
歌声も口調もどこか柔和で、そしてポジティブで温か。そんな印象を持つ役でした。そういう意味でも、ヘンリーの姿とかぶったりするのだろうか、と思いました。第一声でパーン!と出るのが本当にすごい。「思い出したんだねダイアナ!」は毎回何とも言えない気持ちで聞いていました。そんな明るく、いい声で歌うなよ・・・
優しさ故、どこか毎回甲斐ゲイブに負けがちというか、ダイアナをとられがちになるなあと思いました。特にI Am the Oneは顕著でしたね。ダイアナに対して優しさを与え続けているからこそうまくガチっとはまらないというか、ダイアナはその腕をすりぬけてゲイブのもとに行ってしまうというか。ぐるぐる回ってしまう渡辺ダンの切なさを感じます。
あとは本当にSo Anyway中の渡辺ダンが大好きすぎました。どこも見ていないみたいな瞳だけど、ダイアナの話は聞いているようにちゃんと見えるんですよね。呆然としつつ、そこに魂はある、みたいな感じです。I Am the One rep.での「ゲイブ、ガブリエル」「やぁ、パパ」での二人の表情がゆるむ瞬間もたまりませんでしたね。それこそ鏡写しのようで・・・
そしてカテコでの夫婦漫才は最高でしたね。あと個人的には大ちゃんが甲斐翔真とめちゃくちゃ仲良くしてるのが見れて(電車ごっこしたりサザエさんしたり取り残し芸したり)とっても楽しかったです。おっきい二人で仲良くしてくれてありがとう・・・

 

ナタリー

Aチーム:昆夏美

両親に対して、諦念の強いナタリー。あきらめてるからこそ、希望が見えてしまって突き落とされたときの悲しみが深い、そんな印象でした。しゃべり方とかも反抗期のティーンエイジャーというイメージで、特に父親のことがそんなに好きじゃないんだろうな、とも思うなど。May beで「消えてほしいとそう願ってた」といいますが、昆ナタリーは本当にそう思っていた時期があるんだろうなと思います。
一方ヘンリーとのやり取りを見ていると、「初めての彼氏はとってもハンサム!告白されちゃたし、キスもしちゃった・・・私これからどうなっちゃうの~!?」みたいな雰囲気が隠せないのがかわいかったです。笑 キスの後口元笑ってて本当にかわいい・・・一方で、昆ナタリーの独特のしゃべり方の特徴もあったのか、ツンツンが激しめでした。
印象的だったのは、各曲感想でも書きましたがダイアナのECTの治療が終わり、家に戻ってきたときの「へぇ・・・いい感じだね?」が、「治療ちゃんと効いたんだね」という期待をしてしまった感じが出ていて、そのあとが特に切ないです。あと、「ナタリー中指立てだした」のときに中指立てたのもかわいいですね。薬飲みこむのが下手なのもかわいかったです。いや昆ナタリーほんとかわいいな・・・?

 

Nチーム:屋比久知奈

一人でも生きていけるわ、って顔をしつつ、母のことも父のことも気になってしょうがない、そんなナタリーだったと思います。「パーフェクト」によりこだわりがあったように感じます。もちろん反抗期は反抗期なんだと思いますが、なんとなく「消えてほしいとそう願ってた」のはダイアナに対してだけじゃなくて自分も消えたい、が強く出ていたように思います。
ヘンリーとの関係性は、「一緒にいる方が楽になれる存在を見つけた」という感じに思えました。二人とも大なり小なり家庭にも自分にも何かしらの問題を抱えていて、つらいことはあるけれど、発散する先を二人で模索できる、そんな関係になっていったのだと思います。優しいカップルでした・・・その分Perfect for You rep.で取り乱した姿と、それをなだめる大久保ヘンリーがとても尊かったなと思います。幸せになってくれ。
そして屋比久ナタリーといえば「Day After Day♪」の爆音(バンドが屋比久ちゃんに負けまいとクレッシェンドした末にその前の「それを聞けただけで十分だ」のヘンリーのセリフがバンド音に負けそうになる日もありました)とケーキのろうそく消せない事件(こちらを参照)ですね!!千秋楽で消せたのを見て思わず拍手しました。今後ケーキの上のろうそくを見るたびに一生懸命火を吹き消す屋比久ナタリーを思い出すことになるでしょう。赤ちゃんみたい・・・(甲斐翔真談)

 

ヘンリー

Aチーム:橋本良亮

プレイボーイでハンサム、だけどずっと気になっている子がいる、その子ととあるきっかけで仲良くなれたからアタック!!付き合えることになったよ!というイメージ(なんか軽いな、ごめん)
苛烈なAチームのとげとげ感を橋本ヘンリーがひとりで緩和させてくれるようなそんなイメージのあるヘンリーでした。このカップルすごく少女漫画だなと思ってました。ツンツンのナタリーに少しだけうろたえつつも、ちゃんとアタックしていく姿勢、良いと思うよ・・・
Perfect for You rep.でのバックハグ見たときに月9か?!と思った。トレンディな橋本ヘンリー。Lightの時、ダイニングで、ナタリーと2人で1つの椅子座ってるの見たときはもう、この男・・・ずるいなぁ!!!と思わざるを得ませんでした。圧倒的リアコ。

 

Nチーム:大久保祥太郎

大久保ヘンリー嫌いな人いなくない???みんな彼氏にしたくなったよね???わたしはしたくなった。でも屋比久ナタリーと幸せになってくれればいいです。(でも幸せならOKですの画像)
5月3日にご本人が振り返りインスタライブをやってくれたのですが、そこでのナタリーに声をかけた(というか目が合ったから声をかけることになった)ときの話とか、「私のお気に入りの問題なの」といわれたときに「ぎょんっ」ってなったというお話とか、最高によかったので、よければ、本記事投稿時にはまだアーカイブ残っているので見てみてください。(甲斐翔真が大きいから見ないふりをするのが最初大変だった話も笑いました)
Perfect for You rep.では、取り乱す屋比久ナタリーに「シッ」と言って両手をつかみ、そのまま頬に手をやるの、大好きすぎました。なんか大久保ヘンリーの手のひらあったかそうですよね(?)安心しそう。
大久保ヘンリー、本当に温かい(温度の話じゃないよ)人だと思います。先ほども言ったように、その点が渡辺ダンとかぶって見える部分でもあります。大久保ヘンリーは今後グッドマン家の希望になるんだろうなあと思います。


ドクター・ファイン/ドクター・マッデン

Aチーム:新納慎也

ドクターファインのあの動き、ずるくないですか?謎の揺れ、ゆるキャラみたい。しゃべり方も独特の抑揚で何とも言えない・・・だからこそあそこで急にセクシーキュートに振る舞う安蘭ダイアナが不気味なのもありますが。
そしてドクターマッデンのシャウト、ロックスターというかもはやヘビメタ・・・?という感じ。すごい。あと新納さんのドクターは「女性から勧められた医者」という感じがしっくりきました。フランクでノリが良くて、ハンサム。ダイアナも話している中で少しは心を開いていったから催眠療法の前にラフな座り方をしていたのだと思います。ダイアナが自殺を図ったあとの「クソッ!」も、なんだか普段から言いなれてる感じがありました。まじめだけど親しみやすいから女性に人気、そんな印象でした。
大千秋楽のカテコの「味噌カツの味噌考えたの私!!って気持ち」という謎のたとえでn2nの良さを語ったのは面白かったですね、さすがn2n古参オタク!!!(出演者です)

 

Nチーム:藤田玲

初っ端個人的な話をするんですが、藤田玲くんは大昔「プリンセス・プリンセスD」という、ある意味伝説的なドラマで見たのが最初でした。当時はもはや美少女みたいにお顔が整っていて、とんでもなくきれいな顔だな、と思っていたのですが、後々「CLUB SLAZY*4という作品でまためぐりあって、その時の相棒的な役が大ちゃんだったんですね。だから今回この二人の共演も、ものすごく嬉しくて…!というわけで、今回ダンとドクターが話す度にそこをオペラしてました。ここはスレイゼー…!*5
ドクターファインは可愛いおじちゃん先生って感じで、ドクターマッデンはロックスターでした。笑 さすがロッカーやってるだけありますね。
藤田ドクターは、まじめで的確なカウンセリングと治療が売り、というイメージで、女性に限らず、人気があるのだと思いました。だからこそ、あまり失敗しないから、「クソッ」は普段言わない言葉なんだろうな、とも思いました。

 

以上、キャスト別の感想でございました。

 

終わりに

Aチーム、Nチーム、本当に別物でした。個人的なイメージですが

Aチーム:とげとげ・苛烈・崩壊
Nチーム:調和の中の不協和音

といった印象を受けました。

キャストもそれぞれ、こっちのチームだからこうなった、というところもあると思います。
大久保くんのインスタライブで「最初の方の稽古で幻のランダムグッドマン家ができた」みたいな話もあって、正直見てみたい気もしますが、やっぱりこのチーム制の良さを今回存分に味わうことができたように思います。

ここまで感想をずらっと書いてきましたが、いつかちゃんと考察や、英語歌詞との比較などもやってみたいなと思います。

やっぱり思ったより長文になってしまいましたが…ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!


せっかくまだ見ぬ再演を見る方はブラウザバック、と書いたので、Next to Normalの再演・音源化・映像化を祈って・・・!!

 

*1:Next to Normal 愛知公演Nチーム千秋楽のカーテンコールにて

*2:2021年ハンサムライブ千秋楽挨拶にて

*3:ハイスクールミュージカル トロイ・ボルトン役、ヘアスプレー リンク役、The Greatest Showman フィリップ・カーライル役など。ちなみにトロイ・ボルトンは「バスケの有力選手だけどある日歌がうまいことが分かり、学内のミュージカルのオーディションをうけ主演に抜擢される」という役で、もはや甲斐翔真がデスミュ受かったときみたいじゃん!!!と勝手に一人で盛り上がったことがあります

*4:リンク先はCLUB SLAZYの2作目、シリーズは1~4、Another World、Final、またドラマもあります

*5:全然関係ないですが、次のジャージー・ボーイズのチームBLACKにもCLUB SLAZY組が3人そろったので絶対BLACKで行きます